「ちゃんとシミヘン」を目指してわかったことと、シミヘン[ライト]の誕生について
以前、「シミヘンシリーズ」の撥油効果について、わたしたちが自信を持ってお伝えできる水準ではなかったことをご報告しました。
その際、2026年の秋冬に向けて、生産管理の担当や工場さんと連携しながら、撥油効果をしっかりと担保できる新しい「ちゃんとシミヘン」をお届けできるよう、開発を進めていることもお伝えしていました。
今回は、その後の開発についてと、シミヘン[ライト]の発売につきましてご報告します。
「ちゃんとシミヘン」を目指した結果
「ちゃんとシミヘン」を目指して、素材や加工方法を見直しながら、カットソーに撥油加工を施したサンプルを作り、検証を重ねてきました。
そのなかでわかったことがあります。
いわゆる「カットソー素材」は撥油加工が定着しにくく、わたしたちが目指していたような効果を十分に発揮することが難しい、ということでした。
加工を施すこと自体はできます。
ただ、「撥油加工をしています」とお伝えするだけではなく、実際に着ていただいたときに、きちんと効果を実感していただける商品にしたい。カレーうどんを思いっきりずるずるとすすっても、大丈夫な商品をお届けしたい。
素材との相性がわかった今の段階で、撥油加工を施したカットソーを「ちゃんとシミヘン」としてお届けすることはできない。そう判断し、今回の商品には撥油加工を施さないという結論に至りました。
当初お伝えしていた「撥油効果をしっかりと担保できる、新しいシミヘン」を、そのままの形で実現することはできませんでした。
予定していた効果の商品をお届けすることができなくなってしまい、申し訳ありません。
ほぼシミヘン→シミヘン [ライト]へ
今回の商品は、これまでよりも耐久撥水の効果を高めることに注力しました。
水分をはじく効果が洗濯後もできるだけ長く続くよう、加工方法を見直し、検証や検査を重ねました。
油汚れをはじく商品ではありませんが、水溶性の汚れがつきにくく、ついてしまった汚れも落としやすい。毎日のなかで気負わず着られる、頼れるカットソーを目指しました。
しかも、両面撥水。
水溶性の汚れだけでなく、汗もしみにくく、ちょっとした雨もはじいてくれます。
超撥水・耐久撥水加工を施していますが、素材はコットン100%のカットソー。濡れているところを強く押さえると、生地に水分が染み込んでしまうことがあります。
ワインやコーヒーをこぼしたり、ケチャップがぽとんと落ちたりしたときは、できるだけ早く水で洗い流していただくのがおすすめです。
そして、何度も名前が変わってしまいましたが、生活のなかで水溶性の汚れがつきにくいという特徴を持つこの商品は、これから「シミヘン[ライト]」という名前で販売してまいります。
「何でもはじく服」ではないけれど、日常で感じるちょっとした困りごとを、少し軽くしてくれる服になったんじゃないかなと思っています。
みなさんの声で形をアップデートしました
これまで「シミヘンシリーズ」を選び、実際に着てくださったみなさんから届いた声をもとに、2つの商品は形そのものもリニューアルしました。
「ここがもう少しこうだったら、もっと着やすい」
「こんな形なら、もっとたくさん着たくなる」
みなさんからいただいた声をひとつずつ見返しながら、毎日のなかでより手に取りやすく、より着心地がいいものにするために、2型の商品の形や着心地、サイズ感のリニューアルを行いました。
これまでのデザインの良さは大切にしながら、もっと心地よく着ることができて、長く着ていただける一枚にしたいと思ったからです。
これからのシミヘンについて
「ちゃんとシミヘンを作ります」とお伝えしてから、わたしたちも撥油効果を備えた商品をみなさんにお届けしたいという気持ちで開発を続けてきました。
だからこそ、当初の予定とは異なる結論になったことを、曖昧にせずお伝えしたいと思いました。
作って、試して、うまくいかなければ見直す。
そして、本当に納得できたものだけを、できることとできないことを含めて、正直にお届けする。
この経験をこれからの商品づくりにも生かしていきます。
新しくなった商品については、商品ページでも効果や特徴をわかりやすくお伝えしていきます。
前回のご報告から見守ってくださったみなさん、本当にありがとうございます。
予定とは少し違う着地点になりましたが、耐久撥水の効果を高め、生活防汚の効果が高くなったシミヘン[ライト]をお届けできることになりました。
そして現在、カットソー以外で「撥油効果」がしっかりと担保できる素材を検証しながら見つけています。
まだはっきりと検証結果をお伝えすることはできないのですが、「ちゃんとシミヘン」の商品化に向けて、これからも商品開発をおこなってまいります。
来年の春夏には「ちゃんとシミヘン」ができたよ〜!というご報告ができるよう頑張ってまいります。
そちらも楽しみにしていただけるとうれしいです。